勝浦の自然

勝浦の自然

勝浦市は、千葉県の南東部、外房(太平洋)にあり、市内の北西部は房総丘陵に属し、南東部の海岸線はほとんどがリアス式海岸になっています。そのため、砂浜は非常に短く、海水浴場は市内に点在しています。

主な産業は、漁業及び風光明媚な景観や自然環境を生かした観光業です。

地域内には勝浦漁協と新勝浦市漁協の2つの漁協があり、県営3種漁港である勝浦漁港のほか、市営の1種漁港が7港ある。中でも勝浦漁港は国内有数の近海カツオ一本釣り漁業の水揚げ港であり、水産物の水揚げ量も県下第2位を誇っています。また、周辺の7漁港には、沿岸の小型船漁船による様々な漁業が行われており、多種多様な魚介類が水揚げされています。最近では、小型船が行っている浮き延縄漁で漁獲されるカジキやマグロ類は築地市場でも新たな産地として注目されており、その他、曳縄カツオや外房イセエビ、外房アワビ等県の認定を受けた特産品も多く出ています。

観光産業の中心は夏場の海水浴で、2007年は約35万人に達し、九十九里町に次いで県内2位となっています(県庁観光課)。また、鵜原海岸と守谷海岸は日本の渚百選に選ばれており、夏には毎年大勢の海水浴客で賑わっています。

他にも春先の3月に行われる「かつうらビッグひな祭り」や6月の「勝浦港カツオ祭り」、8月から9月に開催される「かつうら若潮まつり」や「勝浦の秋祭り」などのイベントも大勢の観光客で賑わっています。

更に、勝浦には、安土桃山時代の大正19年(1591年)から続く朝市があり、日本三大朝市の一つにあげられています。

交通体系は、海岸線に沿って国道128号線が南北に走り、勝浦漁港入口(墨名交差点)から市原市に向かって国道297号線が整備され、高速道路に接続しています。

勝浦港から東京、神奈川、埼玉等の首都圏へはおよそ2時間前後で結ばれており、通常の水揚げ物のみならず、朝水揚げされた新鮮な魚介類がその日の内に消費者の食卓へ届く、朝獲れ水産物直送便等、首都圏に対する水産物の一大供給拠点として重要な位置にあります。

市勢は、1958年の市制移行後現在に至りますが、2009年6月30日現在の推計人口は21,512人で人口分布は全国平均と比べて高齢化が進行しています。

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